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暑くて、つらくて、また行きたい和田峠 [自転車]

前回、和田峠にアタックした顛末は前に

「女将の快復と和田峠」

で書いた。


へっぽこなぼくは、

途中で自転車を降り少し歩くという野暮なことをし、

しかもその、

自転車を押して歩いている姿を、

後から登ってきた若い自転車乗り、

上から下りてきた登山者などに目撃されてしまった。


恥ずかしい。


悔しい。


ここで少し、言い訳をしたい。


ひとつ。

ぼくのPINARELLO(自転車の名前です)は、そのとき、

「平地仕様」

のギア比だったのを忘れていた。


正確にいうと、12~23tというスプロケットだった。
(後ろの車輪に付いているギアのことです)


へっぽこなぼくの貧脚では登れるはずもなかった。


ひとつ。

じつは、ぼくは5月に落車(自転車から落っこちることです)して、
右肩亜脱臼、
両手の平強打、
両膝強打、
全治一か月半、という怪我をし、
まだ完治していなかった。

そのため、あまり力を入れると
肩がちょっとだけはずれそうなそぶりを見せる。

両手の平は、痛い(これはいまでも)。
よって、ダンシング(立ちこぎです)が、できない。

両膝に負担がかかりすぎると、違和感が出る。



だから、歩いてしまったのだ(少しですが)。


言ってしまったが、それはそれ。

悔しさは、言ったところで消えるものではない。


登ることを成功させてはじめて消える。



登ろう。



朝、急に思い立ち、出掛けようと思ったが、
25tというスプロケットがどうしても見つからない。


それがなければ、きっと登れない。


ギア比だけでいえば、
ぼくが持っているMTB(マウンテンバイクです)ならOK。

でもなぁ、激重の太いタイヤ。

鉄下駄だな。

でも、ほかにアイディアないな。


じゃ、それで行くか。


と思ったが、今度はシューズが壊れている。

峠を登る時には、ビンディングペダルが必須だ。



ビンディングペダルというのは、スキーと同じで、
ペダルとシューズをビンディングで固定してしまうものだ。
これだと、ペダルを「踏む」だけではなく「引く」こともできる。
(脚の力を倍に使える、そういう道具です)

でも、シューズが壊れていては使えない。


なので、フラットペダルという、
普通の、ただ踏むだけのペダルで行くことにした。


富士山をハイヒールで登るようなものか。

それは言い過ぎか。

スニーカーか。


ま、とにかく「軽装」で出掛けることにしてしまった。


朝、洗濯物を干していて、今日は暑いのがわかっている。

とにかくこういう暑い日は、
水分の補給を絶えずしていないとすぐに体調を崩す。


ボトルにはたっぷりの氷と麦茶を入れて。

途中でも、なくなったら自販機でつなごう。


GO!



まず甲州街道を下る。


BUGATTIとぼく(まだ余裕がありますね)。

BUGATTIとぼく.jpg

多摩サイ経由で、日野橋を下り、国道16号「立川通り」を。



暑い!


米屋の看板が「氷」に見える。

米屋の看板.jpg




陣場街道、おお、今日はお祭り(余裕、余裕)。

お祭り.jpg



10m左折.jpg

「この先10m」っていわれてもなぁ。

もう少し手前で教えてくれるのが、いいなぁ。

わかったからいいけど。



ここを曲がると、いよいよ和田峠。

和田峠入り口標識.jpg



いくぞ。


すぐに、こういう風景に。
(写真はここまでです。あとは真剣モードだったので、ありません)

和田峠1.jpg



途中までは、なんとかなったが、

和田峠といっても、今日はものすごく、暑い。

止めどなく汗が出る。



これはまずい。


脱水症状が出たらたいへんだ。


ところが、自転車で登りながら片手でボトルをとって飲む、
なんていう芸当が、この傾斜だとぼくにはできない。


ずいぶん頑張ったのだが(まじです)、

これ以上水分補給しないと、ほんとに危ないと思い、

着地。



停車し、水を飲みました。



でもね、でもでも、その場から一歩も歩かなかった、

それを認めてほしい(って、だれに向かって言ってるんだ)。



それを計3回。


で、頂上。

和田峠碑.jpg



脚を着いてしまった、それは確かだ。

でも、暑さに免じて今日は許してくれ。



ということで、一応、ぼくの中の悔しさはなくなった。



涼しくなったら、もう一回、アタックしてみよう。



帰路が、これまたつらかった。

風が完全に向かい風。

草倒れる.jpg



疲れた脚では、最高速度が20km/hくらいがせいぜいだった。



暑くて暑くて、つらくてつらくて・・・・、



また登りたい。



和田峠パノラマ.jpg