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最後の、自動車。 [超夢]

今日の夢も、なかなかおもしろかった。


でもなんで、こんな夢、見るんだろな。



GO!


新しい自動車のデザイン会合に出席していた。


それは「最後の自動車」を作る会といい、

まさしく、

地球上で最後の一台なのだった。


以後、すべての自動車の生産というものが終わる、

正真正銘、最後の最後、

そういう一台だった。



すでに地球は平和化が進み

特許はすべて公開され

テクノロジーは飛躍的に進歩し

エネルギーのクリーン化が進み、

化石燃料はすでに過去のものになりつつあった。
(まだ入手はできる)



ノスタルジックな気分というのは誰にでもある。



レシプロエンジンの自動車が

「過去のもの」だとしても、

乗りたいものは乗りたいのだ。

道路もまだ、あるし。



会合に呼ばれた人びとというのは

じつに年齢層が高く、

若者というのは数えるほどしかいない。



そう、この会合には

自動車をこよなく愛する人びとだけが集まってきている。



大手メーカーの中にも

「根っからの自動車好き」は激減していて、

最後の車を作りたくても作れない状態にあった。



メーカーから呼ばれた人びとには

引退したF1ドライバーもいた。

クラシックカー愛好家も多数いた。

いわゆるエンスージアストたちが一堂に集まり、

自分はどんな車に乗りたいかを

真剣に話し合う場だった。



すでにリアルな戦争はもちろん

経済戦争も企業同士の競争もない。

だからパテント問題でこじれることもなく、

生産コストも度外視できるという前提だった。



みんながみんな、夢を語れた。

夢を語り合うだけでなく、

わくわくすることに

そこから実際に自動車が生まれるのだ、

最後の自動車が。



ぼくも提案者の一人だった。

多くの人々の夢で圧倒的に多かったのは、

やはりスポーツカーだった。



でも。

ぼくが提案したのは次のような自動車だった。


まずエンジンを希望した。

660cc(ま、つまり軽自動車くらい、という意味です)

水平2気筒くらいでポンポン音がして

振動もそれなりにするようなもの。

もしくは同じく660cc水平12気筒で、

モーターのように超高速回転まで滑らかに回るもの。
(夢の中でも決めかねている)


フルタイム4WD。

超多段変速機。


完全自動操縦を搭載。
(もちろん手動も選べるが、完成された技術なので
どんなことがあっても危険な時には回避される)

ということは

衝撃吸収性を考える必要がないので

ボディは極限まで軽くして、

屋根はキャンバストップで、がば、と開く。
(キャンバス生地のほうがボディ素材より重いかも)

ふたりで前後を持てばひょいと軽々。

いったい車重は何kgでできるかな。


これを2~8人までに対応するシートアレンジのミニヴァンで。



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Fiat Multipra(初期のもの) とか、




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VW Type2 みたいなマイクロバスで、

ひらりひらりとワインディングロードを。


ああ、うっとり。



ん~スポーツカーじゃないんだなぁ、ぼくは。

夢の中でも。




すでにメーカー側からの提案の

叩き台としての試作車が何台もできていて

それに乗って「懇親会会場」へと移動する。



そこには何人もの友人たちの懐かしい顔もあって

旧交を暖める。

「おお、きみも」

「やぁ、あなたも」


女優のMさん(どうしても名前を思い出せない)には

子どものころによく可愛がっていただき、

その話しなどをする。



みんな車が好きなんだなぁ。



柳家花緑さんがいた。
(「南の島に雪が降る」でご縁をいただきました)

花緑さんも自動車がお好きなんだ、どんなご提案を?

と尋ねると、

「あ、ぼくは、今回は発表時の音楽担当ということで」

そうそう、そうだった、

彼は落語家だけどピアニストなんだ。



再びメーカーの会社に戻り、

お話(ブレーンストーミング)の続きをする前に、

ちょっとだけ無理を承知でお願いし

そこでの最新の技術を見せていただいた。


最後の自動車を作るなら、

「今の技術」を知っておきたかったのだ、

どうしても。



大きな建物(飛行機の格納庫のような)のドアを開ける、

と。



そこには自動車サイズの

空飛ぶ円盤が何台も浮いていた。



なんとそのエリアは

「空飛ぶ円盤デザイン室」

だったのだ。



2人程度の大きさ、

4〜5人用、

ワンボックス程度(?)、

バスサイズ(?)、

一見して乗員に合わせた変化だと思える

様々なサイズの円盤が浮いていた。



色はどれも白というか

淡い暖色の光に包まれていた。

なんでだかわからないが、なにか、

ほっとするような光景なのが不思議だ。



ご好意で室内?に入らせていただく。


最初は階段を登っていたようなのだが、

「室内」に入った感覚がない。

ドアも開けた記憶がないし、

いつのまにか室内にいた。



室内も白基調の、目に暖かい色で構成されており、

シートらしきふくらんだ部分があるだけで

あとはなにもない。



寒くもなく、暖かくもなく、

ちょうど、いい。



壁?床?触れる部分は

すべて芯はあるが柔らかい。



しかし、窓がひとつもないなぁ。

ま、なくてもこの明るさというか

雰囲気はぜんぜんいやなものじゃないし、

自然だから、いいけど、

外を見たいな、やっぱり。



「窓は思えばそこが透明になります」


どうやら、この案内をする人はテレパシーを使うらしい。


あ、そうなんだ、じゃ、ここを、

と思うと、その部分が透明に。

じゃ、あそこを、と思うと、そこが透明に。

大きく開け!と思うと大きく、

こじんまりでいいよ、と思うと小さく。

なんだかおもしろい。



なんとなくシートっぽいかなぁ、と思って

それらしきものに座ってみると、

なんだか「トトロのバス」のよう。

しっとりと生き物の体温が伝わってくる。



「部屋すべてが、お客様の体温に感応しています。

お客様が室内へ入られた時に、

センサーがお客様の体温を計測・メモリーしておりまして、

お客様がどこかに触れるその直前に

お客様の温度になるようになっております」



なるほど。


ひょいと壁に触れてみる。

次々にそこかしこを触れてみる。

たしかに自分と同じ体温だ。


しかし、この「安心感」は、

いったいなんなんだ?

どこからきているのだ?



・・・そうだ、子宮だ。

自分と同じ体温で包み込まれているから、

子宮を連想しているんだ、きっと。

ほぉ〜。



少し飛んでみましょうか?

そりゃ、ぜひ。



しかし、操縦というか、

コントロールするような装置・パネル、

そのようなものがいっさい見当たらない。




ぼくが考えたとたんに、

「これはすべて自動操縦といいますか、

お客様が思った場所を感知してそこまで行きます。

そのルートは瞬時に構築され、

他の円盤と交錯することはない・・・

といいますか、

この円盤はA地点からB地点までを

直線的に移動します。

ですから、実際には交錯しているんですが、

円盤も、お客様の身体自体も

現在原子化された状態ですので、

お互いの原子がお互いの原子間をすり抜け合う、

そういうことが現実には起きています。

お客様がこの円盤に入られた時に、

すでにそういうことが起きていました。

つまり円盤の『壁をすり抜けて』こられています。

ですから、そういう時ですとか、

たとえば他の円盤と交錯する時などは、

ちょっとだけ身体が重いな、

と感じる瞬間はあると思いますが、

それだけで何も起こりませんのでご安心下さい。

ですので、

衝突回避というような装置はありません」



すごい。



では、出発いたします。


あれ、シートベルトもなにもないし、

このままでいいのかな?



しばらく座ったままで待つのだが

なんの変化も、ない。


音の変化もまったく、ない。


でもどうやら、

いつのまにか「出発」していて、

猛烈な速度で移動しているようだが、

まったく加速度がないので

「ただ座っているだけ」

という印象しかない。




加速感も、減速感も、上昇感も、降下感も、

まったくないのだ。



「重力をコントロールしておりますので、

Gを感じずに移動中です」


へぇ〜、というしかない。



「ただいま、戻ってまいりました」


え?

もうおしまい?



窓をイメージしてそこを透明にして外を見て、

などと思う間もなく

あっという間に「試乗」が終わり、現実に戻る。
(どこまで行ったのか、聞けばよかったなぁ、
もしかして宇宙に飛び出していたりして)



圧倒的なテクノロジーの進化。


夢を見てるような感覚(注:まだ、夢の中です)。



そうかぁ、こういうことって

SF・ファンタジーの世界の中だけだと思ってたけど、

テクノロジーって、

コスト競争とか規制とか、そういうことから

リミッター外すとこうなるんだなぁ、すごいなぁ。



圧倒された・・・、ふぅ。


やっと自分の足で立っている感覚が戻ってきた。



でも、これはこれ。

自動車を、

自分の身体を使って運転して、

その加速感を味わったり、

エンジンの振動を感じたり、

様々なエレメントの音を味わったり、

ガソリンの匂いを嗅いだり、

排気音が臭かったり、

そういうのも、やっぱり捨てがたい。


今のぼくには、最先端もすごいけど、

こういうのもまた楽しだ。



さ、また

「最後の自動車」を考えよっと。




・・・・・目が覚めた。




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