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木製自転車と、臙脂色のトラック。 [超夢]



昨日9月5日の、夢。



学校か、どこだろう

大勢の若者が集まっている所。

繁華街じゃない。

用賀の多摩美のキャンパスのようでもある。



たまたま用事があって

自転車で出掛けていた。



所用を済ませ、帰ろうとすると

「そうそう、おもしろい自転車があるんですけど、見て行きません?」



自転車!大歓迎♪


それは総木製で、リアが異常に長く

その部分が荷台になっていて

強烈な積載量のある

カーゴバイク(働く自転車)だった。



跨がってみる。



まだ木の香りさえ漂う新品のそれは

思ったほど重くない。


なにしろ木の撓り(しなり)具合が心地よい。

天然のサスペンションが付いているかのようだ。

それでいて剛性も保たれている。


すばらしい設計だ。



「どうぞ走ってみてください」

というので遠慮なく走り出す。



あれ、シングルギアなんだ(変速機がないこと)。



それになんて重いギア比なんだ。

空荷でなら走れるけど、荷物積んだら無理だな。


でも、木製の自転車には初めて乗ったけど

いいなぁ、これ。



校庭のような場所を一周して戻ってくると、

「どうですか、一週間くらい乗ってみません?」

という。



ギア比が重すぎるので一瞬躊躇したが

木製自転車を試すチャンスなんて

あんまりないことので

そうさせてもらうことにした。



乗ってきた自転車は

保管しておいてくれるというので

早速木製自転車で帰路につく。



快適・・・でもやっぱりギアが重い。


ちょっとした傾斜の登りでも

すぐに立ち漕ぎをする自分がいる。


その代わり、スピードが乗ってくると

かなり早く走れる。


でもなぁ、

このギア比はピストバイクならともかく

ワークバイクで使うなんて

きっと、なんらかの手違いか

あるいは夢に違いない(当たり)。



家に着く。


今住んでいる家ではなく

府中?あるいは国立?辺りの

古いこじんまりとした家。

三和土(たたき)のある玄関。


正面右手には

近所数軒分の道が奥へ延びていて

行き止まりになる。



家の脇の道に木製自転車を置いて

子リスたちに伝えると

みんな興味津々で出てきては跨る。



やがて試乗会になり

一周して来た子リスたちの目が輝いている。


そりゃ、そうだ

珍しいし面白いし気持ち良い。



ふと、家の奥の道に

見慣れない外国人のおじさんが数人。


あれ?

奥のお隣さんの家、すっかり改築されてる?



近付いてみると家の中には

アメリカ?ヨーロッパ?の外国の人だらけ。


お隣さんはすっかり「ショップ」と化していた。


なんか、バイクショップのようでもあるけど

判然としない。


なんなんだ。



彼らは寡黙で、わさわさとたくさんいるんだけど

ほとんど会話がない。


なので、ぼくも質問しずらい。


でも、お隣さんになるのなら

彼らが何者なのかそして

ここでなにをしようとしているのか

知っておきたい。



意を決して質問してみる。

すると、自転車のファクトリーだという。

ショップではない、ファクトリーなのだ、と。

しかも木製自転車なのだ、と。



え?木製?

たった今ぼくが乗って帰ってきたのも

木製自転車だ。

なんという偶然。



これはなにかリンクしてるのかなと思い

彼らにそれを指し示すと

全く興味がないという目付き。


あれま。



仕方ない、教えてやるか

というような態度で

自分たちの自転車のフレームを見せられる。


なんだか高圧的な態度だなとも思ったが

そのフレームを見て驚愕する。



木の、自然の枝の曲がり具合とか

場合によっては瘤などを

そのまま利用していたりするそれは

たった今

森から出てきたような出で立ちなのだが

羽根のように軽い。


枝の瘤のところは

強度がかかるところへ積極的に使用している。


「見てわかるかな

究極的に計算して設計すれば

木でもここまで軽くできるんだよ。

我々は、これでロードバイクを作っているが

数年後には我々の自転車が

世界で一番早い自転車になるだろう」


笑み一つなく、淡々と話す彼は

多分、代表者のようだった。



楽しいのかなぁ、とも思ったが、ま、いい。



フレームを彼に返し、ぼくは家に戻り

小リスらにその話を伝える。


え?、おもしろそう、

だけどなんか、そこまでする?

って話みたいでもあるよね?


うんうん、そうそう。



やがて日が経つにつれて

我が家の横の道路は人通りが増え

「ここは日本か?」

というくらい

出入りする外国人たちも増えてきていた。


外国の「PRESS」と書かれた腕章をつけた

撮影クルーの姿も見えた。



ある日のこと。

朝起きて

借りてきた木製自転車に乗ろうとするが、ない。


それだけじゃない、家の前の

小リスたちの5台の自転車も

きれいさっぱり、ない。



びっくりして探すと、なんと

それらはまとめて側道の奥の方へ移動されていた。



なんで?

だれが、いったい?

いたずら?


でも盗難じゃなくてよかった。

とにかく家の前に戻さなきゃ。



一台をまず家に戻そうとすると

今度は家の玄関前の駐輪場に

大きな古い臙脂(えんじ)色のトラックが。



をいをい、なに勝手なことを。



子リスの自転車を引きながら自宅に戻り

今着いたばかりのトラックの運転手に

「ここはぼくの家の駐輪場なんだ。

勝手に自転車を移動させて

あげくに家の前に

トラックを駐車するなんで

どういうつもりだ」

と伝える。


すると、運転手は

「あなたも見れば分かるだろう

ここしかトラックを置く場所がないからね

工場の前の道路は狭すぎる」

と、一言。


まるで世界が違うかのように

相手を気遣うという態度が、まるでない。


顔色一つ変えずに荷物・・・

というか巨大な機械を

大の男7〜8人で下ろし始めた・・・

ぼくの家の玄関前で。

なんの挨拶もなく。



あっけにとられて見ていると

その機械が巨大な自動鉋盤だということが分かった。

多分、ベニア一枚がそのまま鉋にかけられる。

初めて見る大きさだ。



すると

その木製自転車工場の社長と思しき人間が

ぼくの横へ静かに立ち

「あの機械が、我々には必要なのだ。

そのためにあなたの玄関前を使った。

これで、良い自転車が作れる」

と無表情に語り

機械を下ろして工場へ運び込むのを見守り

そして戻って行った。


空荷になった我が家の前のトラックも

古色蒼然としたエンジン音と

紫がかった排気の煙とともに立ち去っていった。



目が覚めた。



夢の中で、トラックは

「1935年」という数字が浮かんでたので

起きてから調べてみたら

そのものが、あった。


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これでした。

でもぼくは

この車の存在そのものを知らない。

ネットで検索して初めて、知った。



なんで、こんな夢を見るのか

まったく分からない。

でも、毎回、リアルなんだ。




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