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"初・超夢" 、を、見た。 [超夢]



今年の「初・超夢」です!




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どこか下町のほうなのかな。



白い木造のかなり背の高い建物。


屋根が三角形だ。


山形鶴岡で見た「黒い聖母マリア」がいる

木造教会のような屋根だな。



そこはカフェになっていて食事もできる。



入ってみると3階建て?

やや長方形の建物の四方の壁はすべて階段。



つまり、真ん中部分は吹き抜けで

天井まで見通せる。



そして階段が折れ曲がる各コーナー

つまり、踊り場は

扇状にデザインされていて

やけに広くて

そこにテーブルがセットされている。



よく見ると踊り場以外にも

途中の階段部分は

部分的にかなり吹き抜け側に広くはみ出していて

そこにもテーブルがセットされている。



つまり、床というものが、ない。

すべてが階段で構成されている。


ないんだけど、踊り場が広いから

床がある気持ちになる、不思議な空間。



「空中庭園」ならぬ「空中カフェ」のようだ。



ぼくは、たぶん

2階くらいの高さにあるテーブルに案内されて

席に座ってみる。



不安はなく、見通しが良く、開放的で

なんとも気持ちがいい。



氷の入った水とメニューを持ってきてくれる。


若い女性スタッフ、彼女がまたとても良い笑顔。



なにか食べ物を注文、とも思ったが

お腹があまり空いていない。

カフェ・ラテをお願いする。



待つ間、店内・・・

ていうか

これはどういう建築なんだ。



四隅に柱は基本として

真ん中は一階の床から天井まで吹き抜けなのは

すでに記した通りだが

その空間感がなんとも開放的で素晴らしい。



階段もすべて木製。

お客、スタッフが上り下りする度に

ギシっ、ミシっ、と音がするのが

これまた心地よい。



店内はすべて白の塗料もしくは壁材。



踊り場の所々には

おもちゃのようなものが置いてあり

そこでは子供たちが集まり

熱心に何かして遊んでいる。


でも、大声を出すでもないところを見ると

よほど面白く熱中できる何かが

そこにあることは

遠くから見ても雰囲気でわかる。



やがて

緻密にラテアートを施された

カフェ・ラテが。



すごく、おいしい。



飲みながら、ため息をつく。



ここに座っているだけで

どんどんと身体が休まってゆく。



四方の壁の

上階段と下階段の間すべてには

大きな窓が設置されていて

木枠の両開きのそれらが

すべて開放されているので

心地良い空気が

常に室内を循環している。



一番天井の高い部分には

ゆったりと回る大きな扇風機が一つ。



いったい誰がデザインしたのだろう。



どうやら別棟が隣に建っているようで

渡り廊下のようなもので行き来ができる。

そこをスタッフの人たちが

行ったり来たりしているのが時折見える。



おいしいカフェ・ラテを飲み終わり

勘定を済ませ、表に出る。



出た途端

そこはいつもの下町の風景だった。



そう、このカフェは、異空間だった。



次の日、また行ってみた。



真鍮の丸いドアノブをひねり

店内に入ると

開店したばかりのようで

ほとんどお客がいなかった。



大勢いるスタッフみんなが

さっ、と、ぼくを見て

「ああ、昨日もいらしてくださった方ですね!」

ありがとうございます、

と挨拶をしてくれる。



ぼくのテーブルの係りの人間以外のスタッフたちが、だ。



見ていないようで

じつはみんながぼくへの気配りをしている

そういう体制が自然に取れているのだった。



今日は2階と3階の間のような

階段の途中の

ちょっと出べそのように突き出したところの

2人席に案内された。



昨日よりさらに視界が良く

すぐそばが窓で明るく

空気がより清々しい。



その席からは

「別棟」らしき空間が見て取れ

そこはやや広く

ソファが置かれていた。



そのソファにはなんと

ギャルソンエプロンをした若い男性スタッフ数人が

思い思いの姿勢で座り

ゴルフのテレビを見ていた。
(彼らの会話が聞こえてくるので、ゴルフと分かった)



え”?と思って

たまたま近くに来た女性スタッフに

「彼らはなんで、あそこで、テレビを見てるんですか?

スタッフじゃないのですか?」

と質問すると

笑顔とともに意外な答えが返ってきた。



「そう、今日はちょうど

グランドスラム達成かどうかのトーナメントなんですね。

彼らは全員高校のゴルフ部なんです。


こういう時は仕事よりも、しっかりと休んで

楽しんでもらおうということなんです。

いいですよね、こういのって!」



へぇ〜、おもしろいなぁ

そういうことか、と

すぐさま納得するぼくもぼくかという気もするが

なんか、すごく、いい。



彼らが話してる会話というのは

こんなかんじだった。



「すげ、500ヤード、1オンだって、スプーンで!」

「あいつ、裸足だぜ!」

「でも気持ちいいだろな、裸足」

「裸足だから、飛ぶのかな」

「気持ちいいから、飛ぶのかな」

「ああ、おれも裸足でゴルフ、してぇ」

「裸足だったら、無農薬じゃなきゃダメだよな」

「無農薬・・・だよなぁ」

「でも、無農薬でもいいけどさ、気持ちいいことって、一番大事だよね」

「なんで俺たち、ゴルフやってんだ?」

「それこそ飛んだ時、気持ちいいからじゃね?」

「じゃ、気持ちよけりゃ、いいんじゃん」

「ん、そうだけど」

「グリーンで寝転ぶのって、気持ちいいよね!」

「うんうん、気持ちいい!」(ほぼ全員)

「じゃ、寝転んでりゃ、いいんじゃね?」

「そうかも!」

「なんで、あんな広いとこ使って

飛んだの飛ばないだの

バンカーだのOBだのって

あ〜だこ〜だやってんだ?」

「な」

「あんなに広くなくたって

寝転んでりゃ、気持ちいいよな」

「ん」



そんな会話だった。



メニューに目を走らせ始め

今日はなにかを食べてもいいかな

と思っていると

女性スタッフが

手持ちのベルをカランカランと鳴らしながら

「ちょうど、お肉が焼けました!いかがですか〜?」

と言って各テーブルを回り始めた。



もう一人の女性スタッフも

今オーヴンから出したばかりの

天パンを高々と掲げ

笑顔で各席を回りだし

やがて、ぼくのところへやってきた。



見るとそれは極上のローストビーフのようでもあり

でもステーキのようでもあり

厚さは一枚が約1.5cmほどだろうか。

ローストビーフより、厚い。



グレイヴィーソースではなく

かといってデミグラスソースでもない

極めて食欲をそそるソースがかかっていた。



どうしよう、食べるか。

でもなぁ、肉、なぁ

まだ朝11時だし、なぁ。



と迷っていると

「お客さまのは、これ!」

といって後ろ側からペタッと

ぼくの口へ一切れをくっつけられた。



をいをい、なにしやがんでぃ

いくらなんでも・・・

と言おうとするが

口を塞がれているからしゃべれない。



次の瞬間に

肉が程よく焦げた香ばしさと

よく正体の分からないソースの香りが

電撃のように鼻腔を突き抜けた。



ふらふらと虚脱していると

畳み掛けるように

「お客さまは、真ん中の部分より

端っこの方がお好みでしょ?」

と目をキラキラさせながら語りかけてくる。



ああ、そうなんだよ

ぼくは真ん中より端が好きなんだ。

なぜかというと、焦げ目が多いからね。

・・・って

なんでそんなこと、知ってるんだ?



そこまでお見通しなら頼むしかない。

すでに口付けちゃってるし。



やっと口から肉を外してくれて

話せるようになったので

「それ、じゃ、お願いします」

とオーダーする。



「ご注文っ、ありがとうございますっ!」

とこれ以上ないであろう笑顔でお辞儀をし

キッチンへ戻って行った。



口の周りがベトベトだ。



目が覚めた。



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