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妻の、手料理。 [超夢]


超夢を、また、みた。


今回のは、とくに印象的だったな。


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久しぶりに、妻が帰ってきていた。

(妻は他界しています。
もう、ぼくのなかでは
夢と現実の境目がありません)



今日はだから

久々の妻の手料理だ。



料理が死ぬほど好きな妻は

勝手知ったる自分の台所で

フライパンを片手に満面の笑み。



次々に子リスたちが起きてきて

「わ!母さんだ!! 」

「お母さんがご飯作るの? 」

「わ~い、わ~い!!」

「久っさしぶりぃ!」



驚くやら喜ぶやら。



そらぁ、そうだ

6年半ぶりだもんなぁ。



「ねぇねぇ、お母さん、なに作んの?」


「そうねぇ、なににしようかなぁ。

あれぇ、なんか、いろいろ

場所が変わっちゃったから

勝手が違うなぁ、あれ、どこかなぁ?」


といってあちこちの引き出しを探す。


おかあさん、ここだよ!といって

ニッコニコの笑顔で差し出す子リス。


なんの用事もないのに

みんななんとなく

おかあさんにペタペタとくっつきに来る。



なんだかあったかいぞ

真冬なのに。



なんだか明るいぞ

北向きのダイニングキッチンなのに。



子リスたちが心の底から喜ぶ姿を見て

なんだかうれしく、力が抜けた。



ああ、なんだか

ほんとうに懐かしい。


完全に昔が戻っている。




そうだ、庭の雪は解けたかなと思い

引き戸を開けて見てみると

ぼくの立つその脇から

2匹の子リスたちが義母の家の縁側に

日向ぼっこしに出る。



ん?



鹿?


白テン?



犬はもちろん

あちらへ旅立った

我が家の愛猫たちもいた。



うさぎもタヌキもアライグマもいる。



あちこちの庭木には

たくさんの鳥たちが

賑やかにハミングしている。



白テンは我がうれしさの表現に

庭中を駆け足で

ぐるぐると2周したかと思うと

自分が掘った洞窟のような穴に潜り込み

中でUターンして

またすぐ顔だけぴょこりと出してきた。



その隣の穴からは巨大なムカデが

のそのそと歩いて出てきて

白テンの真似をしようとするが

2周は無理とあきらめ

そこらへんをぐるりと回って元の穴に戻り

やはりテンの真似をして

顔だけ出した。



庭がいつになく光に包まれている。



部屋にへ戻り、妻が料理する姿を

なにすることもなく眺めている。



平和だ。



いつのまにか夜になり

なぜか、再び大雪が心配になり

今度は玄関先を見てみる。



雪は降っていないが、相当に寒い。

空の様子を見に道路に出てみる。



満天の星だ。

これなら大雪の心配はない。



道路脇にタバコの吸殻が落ちていたので

しゃがんでそれを拾う。



すると遠くから

黒の上下のジョギングウエアーの女性が

ぼくの目の前を通り過ぎた。



あれ、◯山の女将さんだ。
(蕎麦屋仲間です)



「◯山さ~ん!」


「あれ、分かっちゃいました?恥ずかしいな。

最近ちょっと運動不足かなと思って

はじめたばっかりなんです、てへへ」


とおどけて頭を掻く仕草。



やがて少し遅れて◯山ご主人。

「やぁやぁ、お元気そうでなによりですね。

女房がね、始めるっていうんで

ぼくも、付いてきちゃった。

お変わりありません?皆さん、お元気?」

と、いつものニコニコ笑顔。



「そうそう、あのね

妻が久しぶりに帰ってきてるんです。

今、ちょうど料理中なんですけど

もしよかったら、ですけど

一緒に召し上がって行きません?」



一瞬の躊躇ののち

「え~、いいんですか

でも、それだと飛び入りになっちゃって

足りなくなっちゃうでしょ?」


「大丈夫、我が家は大家族だから

いつでも多めに作ってますから

もしよろしかったら」



すると、女将さん

「じゃ・・・お言葉に甘えちゃいましょぅか!?」



じゃ、どうぞどうぞ、と玄関にお招きすると

今度は家の中には

妻の同級生ひろ子さんがいらしてた。


「マミが帰ってくるっていうから

スペインから飛んできちゃったわ!

会えてうれしい!」



久しぶりに我が家が賑やかになった。

いいね、やっぱり、こういうのって・・・




はっ、と目が覚めた。



覚めたとたんに

もちろんだけどその光景は消えた。



でも離れ離れになった感覚はまったくなく

ないばかりか

そろそろこういうことが始まるよ

とでもいうような

予行演習のような感じがして

うれしくなって

ひとりでに笑顔が浮かぶ。



うん、きっともうじき

そういう時代になるんじゃないかなぁ

そんな、気がした。



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